加齢臭はどんな臭い?


加齢臭はどんな臭い?なぜ嫌がられる?

加齢臭がどんな臭いなのかを一言で説明するのは簡単ではありません。
というのも、人によって顔のつくりが違うように加齢臭も人により臭いに違いがあるからです。加齢臭がどんな臭いなのかを調べていくと様々な表現を見る事ができます。ある人はチーズの匂いに例え、またある人は古くなった本の放つニオイに似ていると答えます。使い古した食用油のニオイとか、蝋燭(ろうそく)のニオイに似ているという意見もありますし、極端な例えでは便臭に似ていると表現する人も居られます。
同じ加齢臭であるはずなのに、人によってなぜこれほどまで表現に差が生まれてしまうのか?これには幾つかの理由があります。加齢臭は、年齢や発生部位によって原因物質が違います。また、食の好みや生活習慣、元々の体質などによって臭いの強弱や質に違いがあるのです。例えば、30代から強まり始める古くなった食用油のようなニオイはぺラルゴン酸が原因ですし、30代から40代の男性の頭部から発生する独特の臭いはジアセチルが原因です。脂っこい食べ物が好きで、そういった食事を頻繁に摂っている方は臭いが強くなりますし、お風呂嫌いで入浴をさぼりがちな方も当然ながら加齢臭は強まってしまいます。その他、様々な条件により、同じ加齢臭であっても臭いに違いが生まれるのです。
「加齢臭はどんな臭い?」そう問われた時、アナタはこの体臭をどう表現しますか?

加齢臭は悪臭なのか?

上述したとおり、加齢臭がどんな臭いなのかといえば、チーズや古い本のような、または、使い古した食用油や便臭のような臭いということになります。確かに便臭を好む方は少ないでしょう。ですが、チーズや古い本の匂い、食用油のにおいならそれほど嫌がられることもないように思います。では、なぜ加齢臭は世間からこれほど嫌われなければいけないのでしょう?これは、世間の方達が加齢臭に抱くイメージの問題なのだと私は考えます。
世間では、特に若い方達に加齢臭はどんな臭い?と問えば、大抵の若者は『おじさんの臭い』と答えるでしょう。実際には女性からも臭いは発生しますから、その認識は間違いなのですが、イメージ的には分からなくもありません。残念ながら。
体臭というのは様々な理由で発生します。体質だったり、病気だったり、食事の質が原因だったり。勿論、無精にしていれば臭いが強く出るのは当然ですが、「体臭=不潔だから臭う」というのは必ずしも正しい認識ではありません。加齢臭も同じです。加齢臭は、たとえ清潔を心掛けていても他の様々な原因で臭いを発生させてしまうことがあります。しかし世間では「加齢臭=不潔なおじさん=嫌な臭い」というイメージが既に出来上がってしまいました。残念なことです。

また、加齢臭が嫌な臭いと思われてしまう理由に「家族のあり方の変化」が挙げられます。
昔、三世代~四世代同居が当たり前だった時代、一つ屋根の下でお年寄りから幼子まで皆一緒に生活していたわけです。生まれた時から当たり前のように年配の方と生活を共にしていた方達にとって加齢臭は自然なにおいであり、不快なものではなかったはずです。
しかし、高度経済成長を境に核家族化が進みお年寄りと同居した経験のない方達が増えました。そうした方達にとって加齢臭は「異質な嫌な臭い」として受け止められてしまうのかもしれません。

時代の流れや環境の変化によってにおいの良し悪しは変わります。
昔、人が臭いに対してもっと大らかだった時代、加齢臭は世間から嫌われるものではありませんでした。
人が年齢を重ねる事で自然と香っていたこのにおいは、人生の荒波を乗り越えその歳まで生き抜いてきた人間の、言ってみれば証のようなものなのです。
清潔・無臭が当たり前となってしまった現代、この"生きてきた証"である加齢臭が悪臭として認識され、それを消さざるを得ない事に理不尽な思いを感じるのは私だけではないでしょう。人は体臭の一つや二つあって当たり前なのです。24時間ずっと無臭でいられる人間などこの世に存在しません。
しかし、人は時代の流れ・変化に対応し生き抜いてきました。多くの方達が加齢臭を嫌い、その事が原因で自分のにおいに悩む皆さんが辛い思いをされているのなら、是非、対策すべきです。
当サイト「加齢臭を防ぐ心得帳」では加齢臭に悩む皆さんのお役に立てるよう、対策の方法を分かり易くご紹介していきます。
皆さんが加齢臭を克服し、より良い人生を歩んでいけるお手伝いができるのなら、これに勝る喜びはありません。

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